ベトナムで働くことは、ユニークで素晴らしい経験です。見知らぬ土地にいることは、あなたの洞察力を高め、異文化交流によって、あなたが新しい言語を学び、新たな人と出会い、世界について新たな視点を得るきっかけとなります。これは皆ができる経験ではありませんが、旅行者の立場を利用して、他の人々よりこれを活用できるチャンスがあるのです。

低予算の旅行やバックパッカーであっても、旅行にはお金がかかります。そして時には、予算が足りず満足に旅行に行くこともできません。私たちはお金を持っていないだけなのです。そして普段は、気に入った場所に定住して移住することを望んでいないのです。あなたがどのような状況であれ、海外で働くことは、十分な賃金の獲得と海外に定住することを実現できる素晴らしい生き方なのです。

しかし、ベトナムで働くことは、どこかへ移住し帰って来てから母国で仕事を見つけることよりも難しいです。ビザの問題、労働許可、言語の壁などが原因として考えられます。さらに、どのような土地でどのような仕事を見つけることができるのかなど、現実的な疑問もあります。バックパッカーや若い旅人には、一般的に英語の教師になるか、インターンシップに参加するという2つの選択肢があります。

英語を教えることは、海外で働きたい人にとって最も人気のある職業の1つです。雇用数が非常に多く給料も高く、仕事も簡単で、手当も厚いです。唯一の欠点は、そういった仕事はネイティブスピーカーのみに公開されていることです。

ワーキングホリデー制度により、30歳未満の人々は海外で働くことができます。ベトナムにはありませんが、このプログラムは主に、入学前の休暇中の学生、学生、または若いバックパッカーが利用する傾向にあり、提供する国の大半は、カナダ、イングランド、ニュージーランド、オーストラリアなど英語圏の連邦国です。ビザ申請手続は非常に簡単で、ビザは通常1年間発行されます。ビザは通常、6ヶ月以上は1か所で働くことができないという制約があります。 (しかし、毎回この制約が適応するわけではありません。)

ワーキングホリデーで従事できる仕事の大半は通常、サービス業または低賃金のオフィスの仕事です。大半の人々は、オフィスアシスタントや肉体労働、バーテンダー、ウェイターになります。賃金は決して良くはありませんが、生活するには十分で、旅の資金を貯めることもできます。こういった職業でお金持ちになることはできませんが、旅をもう少し長い間続けることができます。

注:ビザは母国で申請する必要があります。

海外で働きたいが、上記のどちらにも興味が無い方にとって、仕事を見つけることは、不可能ではありませんが、難しくなります。専門技能や修士号を取得している旅行者や高齢の旅行者にとっては、習得した知識に応じてより高い給料を望むことができます。そういった仕事を見つけることはできますが、たくさんの時間がかかります。欧州連合(EU)では、ビザ規制により、企業はEU内の人々に優先的に雇用を提供する必要があります。アジアでは、ほとんどの企業が現地語を話せる人を雇用したいと考えており、「良い」仕事に就くには、努力と人脈作りが必要です。一部のケースでは、就労するのに何か月も待つ必要があります。あなたが英語圏の国に向かうか、看護のような専門職に就いているのであれば、仕事を見つけることは少し楽になるかもしれません。

ベトナムで就労するためのステップ

①渡航前に仕事を見つけること。
②渡航前に海外移住者コミュニティに加入しておくこと。
(補足)フェイスブックなどで見つける事ができます。
③履歴書や推薦書、およびその他の専門技能証明書のコピーを持参すること。
(補足)ベトナムの労働許可証(ワークパーミット)と必要書類
④名刺を作ること。
⑤出来るだけ多くのネットワーキングイベントに参加すること。
⑥地元の求人情報から仕事を見つけること。
(補足)ホーチミンの求人情報ハノイの求人情報ダナンの求人情報
⑦地元に住んでいる日本人のブログを読んで情報を集めること。
(補足)ハノイダナンなど

良い仕事を見つけることはできますが、今日の経済状況では、簡単にはいきません。しかし、努力さえすれば、良い仕事を見つけることはできます。